「真夏の少年〜19452020」第1話
「待たせたなァ!濡れ衣ってやつを…晴らしにきたんだァ!」
龍我くん演じる瀬名悟のこの台詞で、美 少年初主演・金曜ナイトドラマ「真夏の少年〜19452020」が始まった。
\㊗️情報解禁/
— 【公式】金曜ナイトドラマ『真夏の少年〜19452020』⚡️ (@manatsu19452020) 2020年6月24日
大人気ジャニーズJr.#美少年 が連ドラ初主演❗️
⚡️7月期金曜ナイトドラマ⚡️
『真夏の少年〜19452020』
▶︎▶︎アツい夏をさらにアツくする!
青春ヒューマン・コメディー🎆🎐
お楽しみに🙌🏻🌈#岩﨑大昇 #佐藤龍我 #那須雄登 #浮所飛貴 #藤井直樹 #金指一世 #真夏の少年 pic.twitter.com/XW2CLrBUY5
初回放送日の7月31日は、メンバーでもないけど朝からずっと吐きそうなくらい緊張していた。ずっと泣きそうだった。ライブ前とは違ったワクワク感があった。6月に龍我くんに遭遇した人が金髪でした!と言っているツイートが回ってきてめちゃくちゃ驚きながらも、確実にこの金髪は仕事だってどこかで思っていたらまさかドラマだったとは…1ヶ月前に情報解禁されたときは全く実感が湧かなくて、ずーっと「幻?夢?」って思っていたけど、WSに取り上げられたり公式アカウントが出来たり、初回放送が近付くにつれてだんだんこれが現実だということを脳が理解してきた。そんな風に現実かどうかを疑うほど、すごくすごく貴重な経験であるドラマの全体を通したポイントと、記念すべき初回の感想を書きたいと思います。
目次
まずはじめに簡単に1話のあらすじ。
富室高等学校に通う風間竜二(岩﨑大昇)、瀬名悟(佐藤龍我)、春日篤(浮所飛貴)は、格好はヤンキーでも中身がダサいことからクラス(2年B組)で「見掛け倒しトリオ」と呼ばれていた。ある時、同じクラスの財前康隆(林蓮音)が飛び降り自殺を図り、その原因が悟のカツアゲとされて無期停学処分が下される。「悟は誰かに罪をなすりつけられているんじゃないか...」と考えた竜二と篤は、悟を呼び出して秘密基地に集合する。そのとき大きな雷が落ち、終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた三平三平(博多華丸)が現れる。三平と過ごす中で、「この人と一緒にいたら、何かが変わるんじゃないか」と思った竜二・悟・篤は、三平にひと夏をともに過ごしてくれるように懇願する。(↓公式HP参照)
①それぞれのキャラクター
まず初めにみんなの役柄を知ったとき、その役を演じるメンバーと似ている点が多くてビックリした。特にうきなすたいりゅ。大昇演じる竜二は、ダジャレばかりを言うお調子者でお人好し。龍我くん演じる悟は、純粋で真っ直ぐで優柔不断な性格。那須くん演じる道史は、勉強ができて責任感が強い、高校の生徒会長。浮所くん演じる篤は、訳あって転校してきたが前は偏差値の高い進学校に通っていた。
大昇はボケて盛り上げてくれるムードメーカー的なところあるし、龍我くんもとてもピュアなところあるし、洋服を買うときになかなか決められずに、藤井くんに決めてもらったこともあったし。うきなすに関してはほぼ実話と言えるくらい、あまりに2人にリンクしすぎていて笑ってしまった(笑)
そして、ふじかな演じる山田明彦・和彦双子。シンメで双子役できるのヤバくないですか??後からグループに加入した一世と、特にシンメとしてずっと横にいて教えてきた藤井くんの関係性を考えるとめちゃくちゃ激アツ。
公式HPでプロデューサーの服部さんが、「連日のように、美 少年メンバーとお芝居の稽古をしながら、メンバーそれぞれの“魅力”や“意外な一面”が引き出せるように、毎日セリフの一つ一つを、それぞれのメンバーに合わせて微調整しながら、準備を進めています。美 少年、全員が主役だからこそ描ける“個性”と“チームワーク”をどう映像化出来るか…」とコメントしていて、それを読んだときに「役に合わせるのではなく、出来る限り演じるメンバーに合わせてくれているんだ」と驚いたし、「美 少年の魅力を引き出せるようにドラマを作ってくれている」ことを知ってとても嬉しかった!
②いまの世の中に刺さる台詞と内容
まず高校で誕生月ごとに分かれてリモート授業が行われているところ、人通りの少ない街は確実に2020年現在の生活を表していて。(まあ撮影体制的に難しいところもあるし、仕方のない演出だったのかもしれないけど。)
悟が登校したときに先生に止められるシーンで
「えっ俺今日リモート?いやリアル登校日だけど。」
っていう台詞があって、うわー!リモート?とかすごい今どきの学生っぽい台詞ー!って感動しちゃった。龍我くんは現役高校生だから、全然普通に日常である台詞だし、何にも違和感がなかった。(笑)
それと1話を見ている限り、かなり厄介な存在だと感じた「富室校 放送部」の配信チャンネル。いわゆるYouTube的なもので、悟たちと同じクラスで放送部の小泉明菜と髙橋仁(松尾龍)によるチャンネルで、財前の飛び降り自殺の原因は悟だと決めつけた教師と悟の会話を盗み聞きして、「犯人が瀬名悟である」という内容の動画をアップすると、どんどん校内に広まり再数回数が伸びていく。
これも最近よく耳にする話で、真偽もわからないネットの情報を鵜呑みにしてしまう、相手を「こういう人だ」と決め付けたり思い込んで批判する。実際、その動画をみた富室高校の生徒たちは「ありえない」「ヤバくない?」と情報を信じている感じだったし。これからこのチャンネルが、さらに余計な情報を流したりしないことを願うばかり…!
あと無期停学処分が下された悟が、ベッドに横になりながらTVで香港のデモを取り上げているニュース番組を見ているシーン。めちゃくちゃ凄いことに、ライクジャパンという訪日香港人や台湾人向けの日本のトレンド等を発信するサイト(→https://www.likejapan.com/entertainment/manatsu-19452020-hk/)で、このシーンのことが取り上げられていて。
他にもTwitterでも中国圏の方がこのシーンについて書いているツイート(そこそこいいね付いてた)を見かけたし、日本だけでなくて中国圏の方にも興味を持ってもらえるようなシーンなんだな…とびっくりした。
悟はTVでデモの映像を見ながら、
「身に覚えのない理由で停学になったのに、何故か怒りが湧いてこなかった。無気力さが、細胞レベルにまで浸透してるよ…俺。」
と言っていて、自分の考えをしっかり持って国や政府と戦う香港の同世代の若者たちと、怒りを抱いていいはずのことなのにそれを諦めてしまっている悟の、対比な感じが表されていて良いシーンだなぁと思った。
「もしかしてドラマの中と同じ世界線を生きている…?」と思ってしまうほど、私たちの今の生活と同じような生活を悟たちもしているから、見ていて親近感もあるし見ていてとても面白かった。
③龍我くんの演技
去年の「恋の病と野郎組」以来のドラマ出演。これまでドラマで演じてきた、見栄張りDKとも血液型の神とも天才少年とも女子と話せない病DKとも違う、ヤンキー(見掛け倒しだけど)の役。ヤンキーの知識がないから「ヤンキー やり方」で調べた、っていうめちゃくちゃ可愛いエピソードもあって、龍我くんのヤンキーどんな感じかなってすごいワクワクドキドキしてたんだけど、
めちゃくちゃ演技上手になってる!!!!!
びっくりした。自然すぎる。
「演技初々しいな🥺頑張れ🥺」って見てるこちらがドキドキするような演技じゃない。完全に雰囲気が若手俳優。ドラマ放送まで、WSだったりCMでの予告を何回も何回も繰り返して見たけど、龍我くんが喋ってるたったの数秒でも分かった。
めちゃくちゃ演技上手になってる!!(2回目)
WSで流れた「いっちょかましますかァ!」(1話冒頭の敵のヤンキーに立ち向かうシーン)の台詞、お腹から声を出して「マジでかますぞ感」がすごい伝わってきて、その一言を聞いたときに感動して泣いてしまったし、ドラマ本編を見ていても、1時間ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと「龍我くん演技上手だな」って思ってた。もちろん今までと違う役柄だから違うように見えるのもあるけど、演技が本当に自然になったし、そのときに悟が思った感情をちゃんと表情に出せていた気がする。特に私が好きなシーンは、竜二と篤に「このまま犯人扱いされてて良いのか?」と聞かれた後の表情。眉をひそめた後にフッと諦めた顔になるんだけど、優柔不断な悟がその場でどうするか決められないのが分かりやすいと思った。
それと龍我くんは目の水分量が多いからよく目がキラキラしてる!と思うこともあるし、ピュアな印象を受けるその目は龍我くんの1つの武器でもあると思っていて、上手に目でも演技をしているなと感じた。
ドラマ最後の三平さんが現代のスーパーに売られている商品を手に取って泣いているシーン。
「生きていることだけで、感動できる大人になりたいと思った。」
悟が泣いている三平さんを見ながら思っているんだけど、真っ直ぐ三平さんを見て悟が心からそう思えるようになったことが目から伝わってきたし、私もそういう大人になりたいな…と思わせてくれた。
演技に関する知識なんて全くないし偉そうに語れないけど、こんなにも龍我くんの演技が上手になったのは、演技に対する気持ちの変化もあるのかなと思った。
2018年に「標への道」に出演したJrの中から見事選ばれて、NEWS・加藤シゲアキくん主演「ゼロ 一攫千金ゲーム」の標役として出演を果たした龍我くん。そのときは上手く演技が出来ずに悔し涙を流していた龍我くんだったけれど、次の年に「恋の病と野郎組」に出演したときには、現場にいるのが仲のいいJrばかりだったのもあってリラックス出来ていたと思うし、演技の仕事を楽しくしているというのがすごく伝わってきた。この辺りから「演技することが楽しい」「これから演技の仕事もしていきたい」ってよく言うようになった気がするし、確実に他のメンバーよりドラマ経験を積んだ龍我くんは2年前に比べて自信と向上心が半端ない。
「演技の仕事はめっちゃ楽しいです。自分じゃ絶対こんなこと言わないのに、何でこの役はこういう言葉を発するんだろうと深く考えていくことが楽しいなって。」
↑サタジャニでこのように言っていた龍我くん。勉強が苦手な龍我くんが演技に対しては真面目に取り組んで深く考えてるんだ…と考えたらすごく興奮したし、楽しい!と何回も言葉にしてくれる龍我くんに感動した。頑張れ。
こうして初めてドラマ出演をした2年前と比べて、龍我くんの考え方も演技に対する姿勢も成長したことを考えながらドラマを見ると、以前の龍我くんとは全くの別人で、改めて龍我くんの演技力の高さに驚かされた。
*個人的に1話の好きなところ
・世界1綺麗な顔面のドアップから始まるところ
・最初の乱闘シーンのセットに「B少年」「裸」「少年」と各メンバーの誕生日がスプレーで書かれているところ
・悟が「ヤバイって!」とだけしか言わないのに、飛び降り現場について行く竜二と篤の優しさ
・6人の少年漫画のような紹介の仕方
初期シンメで出席番号前後なのも激アツ(泣)
・高2でヤンキーのくせに秘密基地に集まる少年っぽさ。さすが見掛け倒し。
・悟が財前に150円借りたときの「サンキュ」の言い方(借りてまでプレミアムデカピーチを買う悟愛おしい)
・「レリゴーだよ」「ありのままだよ!」先生たちアナ雪ネタやめて
・水野美紀さん演じる道史ママ 笑顔だけど怖い
・三平があまりに美味しそうにカップラーメンを食べるから役者だと思ったトリオ→竜二「どっかに所属してるんすか…?」三平「(負けて)所属などとっくに無くなった」悟「…フリーってことかな?」竜二・篤「(頷く)」どこまでもトリオが純粋すぎる
・さらっと三平からの質問に答える篤の隠しきれない頭の良さ
・チンピラに怯えつつも、信じられないくらい街の人たちを巻き込んで大逃走するトリオ
・三平に煽られてやっと怒ることが出来た悟(ここの龍我くんの本気度に鳥肌立った)
・悟「あの〜…この夏、俺らと一緒にいてもらえませんか?」→オタクへのメッセージ?(違う)
・三平の言葉
「湧いてくる怒りをどう活かすかで人間の価値は決まる。」
「自由は与えられるもんじゃなく、自分で得るもんだ」
「周りに自由が溢れているのに、あなた方はちっとも自由には見えません。自分の不自由さを誰かのせいにして、自分のことを誰かに任せて…」
「怒りっちゅうのはなぁ、正しく使ってなんぼや!」
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過去に何回か、ジャニーズの先輩が主演を務めてきた金曜ナイトドラマ枠。まさかこんな枠でジャニーズJrが主演のドラマをやるとは思っていなかったし、まさか私が大好きなグループが主演だなんて。本当に本当に嬉しい。1話が終わってまさに今日2話が放送されるわけだけど、まだどこかで夢なのでは?と信じられていない自分がいる。脇を固めるキャストがすごく豪華な俳優女優さんばかりだし、主題歌は同じ事務所の先輩であるKis-My-Ft2の『ENDLESS SUMER』。めちゃくちゃ爽やかな曲で大好きな曲になった。こんなにも恵まれていていいのだろうか…!?とオロオロするくらい凄くて面白いドラマだった!(1話しか見てないけど)
コロナのおかげで現場がなくて寂しい夏になってしまったけど、最終回まで毎週金曜日を糧に頑張って生きようと思います。他の仕事と並行しながらドラマ撮影も頑張ってね!